親知らずとは、永久歯の中で最も奥に位置する第三大臼歯のことです。他の永久歯とは異なり、顎の大きさとのバランスによって、噛む部分が横を向いたり斜めになったりと、きれいに生えてこないことがよくあります。
親知らずの周りの歯茎が被さった状態で生えてくると、その部分が細菌の温床となります。十分に歯ブラシが届かないため、歯茎に炎症が起き、痛みを感じることがあります。こういった症状が繰り返す場合には、抜歯をお勧めしています。また、横向きに生えている親知らずは、手前の歯との間に汚れが溜まりやすくなります。さらに歯ブラシも届きにくいため、虫歯や歯周病のリスクが高まります。このような場合も抜歯をお勧めしています。
親知らずが原因で起きる問題は、単なる痛みだけではありません。口腔内全体の健康に影響を及ぼすこともあります。不自然な向きに生えることで、周囲の歯を圧迫し、歯並びに悪影響を与えることもあるのです。長期的な視点で口腔内環境を考えると、問題のある親知らずの対処は重要な課題といえるでしょう。
A CLINICの特徴
当院では口腔外科の専門医が親知らずの抜歯を担当しています。長年にわたり多くの症例に携わってきた経験から、一般的な歯科医院では対応が難しいとされる症例にも対応可能です。親知らずだけでなく、より複雑な口腔外科手術の経験も豊富なため、安心して治療を受けていただける環境を整えています。
専門医としての経験は、年間多数の親知らず抜歯を行うことで培われてきました。中には骨に埋まった難しい親知らずの症例も含まれています。このような豊富な経験が、安全で効率的な抜歯技術につながっているのです。
歯科治療の中でも特に不安が大きい親知らずの抜歯。当院では痛みへの対策を重視しています。浸潤麻酔と伝達麻酔という二種類の麻酔方法を組み合わせて使用し、術中の痛みを最小限に抑えています。さらに注射の前には表面麻酔を用いることで、麻酔注射自体の痛みも軽減しています。
特に痛みに敏感な方や、歯科治療に強い不安をお持ちの方には、リラックスした状態で治療を受けられる静脈内鎮静法も選択可能です。患者さん一人ひとりに合った麻酔方法を選ぶことで、できるだけ快適な治療体験を提供しています。
当院ではカウンセラーとコンシェルジュが在籍しており、治療前に詳しい説明を受けることができます。抜歯に対する不安や疑問点をしっかりと解消してから治療に入るため、安心して処置を受けていただけます。
また、専門医からも治療内容について十分な説明があり、理解と同意を得た上で手術を行います。治療に関する心配事や質問には、それぞれの立場から丁寧に回答いたします。このようなサポート体制が、患者さんの精神的な負担を軽減する大きな要素となっています。
親知らずを抜くことで、歯ブラシが届きにくい部分が減り、口腔内の清掃性が向上します。このことは単に歯磨きがしやすくなるというだけでなく、長期的な口腔健康の維持にもつながります。
親知らずが原因で繰り返していた歯茎の炎症や痛みから解放されることも大きなメリットです。特に横向きに生えている場合や、歯茎に一部が埋まっている状態では、日常的に不快感を感じることが多いものです。抜歯によってそれらの症状が改善し、快適な生活を取り戻すことができます。
適切なタイミングで親知らずを抜くことは、将来的な口腔トラブルを未然に防ぐことにもつながります。放置すると、隣接する歯を圧迫し、歯並びに影響を与えることがあります。また、清掃不良から虫歯や歯周病のリスクも高まります。
長い目で見れば、問題のある親知らずを早めに抜歯することで、より大きな治療が必要になるリスクを減らすことができるのです。口腔内環境の改善は、お口の健康だけでなく、全身の健康維持にもつながる重要な要素といえるでしょう。
親知らずの抜歯には、歯茎を切開したり骨を削ったりする外科的な処置が必要になる場合があります。そのため、術後には顔の腫れや痛みといった症状が現れることがあるのです。
腫れについては、手術から1〜2日後がピークとなり、約1週間程度で落ち着いていきます。痛みについても同様に、1〜2日をピークに徐々に軽減していきます。これらの症状は一時的なものであり、通常は鎮痛剤の服用などで十分にコントロールできます。
抜歯後は一定の回復期間が必要です。基本的には1週間前後で日常生活に支障なく過ごせるようになりますが、親知らずの状態によっては2週間程度かかる場合もあります。
この期間中は、強いうがいを避けたり、硬い食べ物を控えるなど、いくつかの制限があります。デスクワークなどであれば翌日から復帰できることが多いですが、激しい運動や重労働は数日控えることをお勧めしています。
まずは親知らずの状態を詳しく確認するための診察を行います。レントゲンやCT検査で親知らずの位置や状態を把握し、最適な治療計画を立てます。その後、カウンセラーやコンシェルジュから治療内容や費用について説明があります。
さらに専門医からも詳しい説明を受け、不安や疑問点を解消した上で治療の同意をいただきます。この段階でしっかりと理解を深めておくことで、安心して治療に臨むことができるでしょう。場合によっては、その日のうちに抜歯処置を行うことも可能です。
抜歯当日は、まず痛みを感じないための麻酔を行います。歯茎の感覚を鈍らせる表面麻酔を施した後、注射による局所麻酔を行います。歯の周囲に注射する浸潤麻酔と、神経の根元に注射する伝達麻酔を組み合わせることで、広い範囲を無痛状態にします。
麻酔が効いてから、親知らずの状態に応じた抜歯を行います。通常生えている歯や少し頭が出ている程度であれば、約10分程度で終了します。横向きや骨に埋まっているケースでは、20〜40分ほどかかりますが、麻酔が効いているため痛みを感じることはありません。
抜歯直後には出血を抑えるためにガーゼを噛んでいただきます。帰宅後の注意点として、強いうがいを避け、抜歯した側で噛まないようにすることが重要です。また、硬い食べ物や刺激物は控えめにしましょう。
術後の腫れや痛みに対しては、処方された薬を指示通りに服用してください。腫れは1〜2日をピークに徐々に引いていきます。翌日には消毒のため来院していただき、1週間後には抜糸を行います。回復の状態によっては、追加の通院が必要となる場合もあります。
当院では患者さん一人ひとりの状態に合わせた親知らず治療を提供しています。抜歯に対する不安や疑問がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。豊富な経験を持つ専門医と充実したサポート体制で、安心して治療を受けていただける環境を整えています。